週刊 川口洋平 ~東ティモール編~ 

青年海外協力隊としてに東ティモールで2年間の活動中。生きてるみたいに生きるのだ。

日本にはない大切な日、『独立記念日』

皆さん、こんにちは。
夜、窓を閉めてても虫が部屋に入ってくる原因は、閉まってると思っていた窓が、そもそも全開だったからとようやく気付いた川口です。

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↑それゃあサソリも入って来ますね。


さて、今日はティモールの独立宣言記念日でした。
今から43年前、1975年にポルドガルから独立宣言を行った日です。
しかし、その翌日から27年間、インドネシアに強制的に併合されてしまいます。主権を回復したのは2002年。そんな歴史を想いつつ、式典に参加してきました。
なぜか来賓席で。

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式典は国旗の掲揚と、神父さんの話がメインです。
が!国旗掲揚までが長い!!
国旗掲揚チームが行進しながら会場に入って来ます。30分くらいかけて。

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↑行進の間、各学校の生徒達はひたすら待ちます。立った状態で。

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↑その後、国旗掲揚

国旗掲揚が終わると掲揚チームが会場をグルリと一周。これは20分くらい。
その後、神父さんが話して、誰だか分からなかったのですが、偉い人が話します。

話の内容は全部理解出来た訳ではないですが、独立の犠牲になった人達への尊敬を忘れず、今の平和に感謝して国の発展の為に頑張ろう!た言うような内容でした。

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↑偉い人の話中。疲れてダレダレ。ちなみに来賓席もダレダレ。偉い人の話が長いのは万国共通ですね。

この後、学生達が学校毎に会場を行進します。たぶん30分くらい。

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↑この行進の為にたぶん1時間半くらい待ってた学生達。偉い!!


全体の7割程の時間が行進と言う、なかなか予想だにしない展開でしたが、ティモールにとってはスゴく大事な式典と言うのは参加してる方々の雰囲気から伝わってきました。

いつもは決して揃わない行進が(笑)、ちゃんと揃ってたり、町中ほぼ全員が参加してたり。
皆が国をとっても大事にしてるのが伝わってきます。

日本にはない独立記念日
国が主権を持つことの大切さを理解する為にも、改めてこの国の歴史をもう一度ちゃんと勉強しようと思いました!